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2021年12月20日1 分
手すり
棚の柱に手すりを設置して、高齢者の方が歩く時のガイドになるように配慮しました。一方で、この手すりが棚の柱同士をつないで棚の強度を作り出しています。手すりのような金物工事は製作物だと比較的高価な部品になります。ここでは、ホームセンターでも購入できる鋼製電線管を使いましたので、...
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2021年12月20日1 分
アジャスター金物
棚の柱は、天井にも床にもビスや釘で留めません。このようなアジャスター金物を使用して天井と床に突っ張って固定します。アジャスター金物はホームセンターで売っているものを使用します。このような材料と固定方法を採用することで、誰でも簡単に取り外したり設置したりできるようにしています。
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2021年12月20日1 分
棚の柱2
棚の柱を900㎜ピッチの等間隔で立てていきます。背板が無い収納棚のなので、棚越しに向こう側のスペースが透けて見えますが、見る角度によっては向こう側が見えなくなります。家具で空間を仕切ることはよくありますが、背板がある通常の家具と違いますし、もちろん壁とも建具とも違います。少...
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2021年11月8日1 分
コンクリート面の塗装
コンクリート面の塗装をしました。既存コンクリート面の時間を経た感じは残しながら存在を和らげ、かつ柔らかい光を拡散させる方法を考えていました。結果、コンクリート用ステイン塗料のアクアウォールのホワイトを塗り、コンクリート面を薄っすら白に染めるような感じに仕上げました。木部のラ...
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2021年10月29日1 分
ラワン合板の塗装材料
今回、壁と床の仕上げ材料にラワン合板を使っています。ラワン合板は、製品のロットによって色味が変わる材料です。よって色味を合わせるのに苦労するのですが、特に現在、コロナの影響で合板の在庫が品薄で同ロットの枚数が限られているため、3種類の色味のラワン合板を貼り分けることになりま...
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2021年10月29日1 分
コンクリート面の塗装材料
コンクリート面は地肌を生かしながら、薄っすらと染めようと考えています。アクアウォールというコンクリート用ステイン塗料という浸透系の塗料を使います。サンプルを撮ってみましたが、どんな色味がいいのか、迷うところです。
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2021年10月29日1 分
レースウェイを吊る
床で格子状に組んだレースウェイ(配線用のダクト)を天井から吊りました。室内の配線は全てこのレースウェイの中を通っています。レースウェイの下にカーテンワイヤーを張り、カーテンによってこの大きな空間を仕切っていく予定です。配線ダクトを兼ねた現代版鴨居です。現在、カーテンがなくて...
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2021年10月14日1 分
レースウェイ
今回の設計では、床下に隠蔽する配線は一切行わないことにしました。電気配線を床下に隠してしまうと、どこに配線が通っているのかが分からなくなってしまい、将来メンテナンスを行うときに不便が生じますし、また将来配線を追加する際には追加する配線だけが不本意に露出配線になったりします。...
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2021年10月14日1 分
床仕上材工事
蓄熱層の工事が終わりましたので、いよいよ床仕上材を張っていきます。床仕上材は、窓際の壁の仕上げと同様にラワン合板を使用します。ラワン合板の規格サイズの3×6版(1800㎜×900㎜)をそのまま使用し、材料と手間の無駄を省くことでコストダウンを図っています。ラワン合板は釘では...
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2021年10月14日1 分
床下に熱電対を設置
床仕上げをする前に、床下の温度を測定するために熱電対を設置しました。蓄熱材の上と下、蓄熱材が無いところに複数箇所設置して、生活を始めてから蓄熱材や床下空気層の温度変化を測定できるようにしています。こうすることで、設計時に想定していた効果が生活時にどのように実現しているかを検...
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2021年10月14日1 分
輻射暖房パネル
このマンションは、合計20棟(合計約1000住戸)の団地の中にあります。約40年前に建設された団地ですが、全ての住戸に輻射暖房パネルが標準装備されています。しかも各住戸の窓(南または東に2箇所、北または西に2箇所)の脇に計4箇所設置されています。輻射暖房パネルとはスチールパ...
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2021年10月13日1 分
床下地と床断熱
根太の上に全面的に下地合板を張り、床の水平面が出来ました。マンションの上階の場合は下階が屋内空間なので床面の断熱はしない場合が多いのですが、今回の住戸は1階で床下は屋外なので、床面もしっかり断熱します。ただ床下はピットになっているため外気ほどの温度変化が無いことを環境調査で...
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2021年10月13日1 分
窓際の仕上
以前書きましたが、外壁の室内側つまり窓際の壁には断熱材が張られています。その仕上材として、これも以前に書いたラワン合板を貼りました。つまり断熱材が貼られている範囲がラワン合板仕上げの場所として現れています。この窓際の場所は、外と内の境界に位置する場所で日本家屋の縁側のような...
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2021年10月13日1 分
ラワン合板
室内の仕上げにラワン合板を使います。ホームセンターでも普通に売っています。合板なので工業製品化された木材で、綺麗過ぎずかつ粗過ぎず、上手に使うと味わい深い表情を見せます。ビニルクロスなどと異なり、年月が経つごとに色味が変化したりして時間の経過とともに愛着のわく素材だと思いま...
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2021年10月13日1 分
外壁の断熱工事
外壁の断熱工事を行いました。外壁の室内側に断熱材を張る内断熱工法という方法で断熱をします。本来は外壁の屋外側に断熱材を張る外断熱工法の方が性能的に良いのですが、マンションのリノベーションでは外壁の外側は手をつけることができませんので、内断熱工法を採用しました。内断熱工法の場...
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2021年10月13日1 分
窓(外壁)から60㎝範囲の室温
窓(外壁)からの距離が60㎝の範囲内の点と、60㎝以上入った点の室温を測っています。2点の間隔は60㎝程しかありませんが温度差が表れます。ここで、窓(外壁)からの距離60㎝を基準にしているのには重要な意味があります。 鉄筋コンクリート造のマンションのリノベーションの場合は内...
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2021年10月13日1 分
計測器の配置
既存環境を計測する上で、計測器をどこに配置するかも重要です。いくつか試していますが、例えば、住戸の東側の窓から西側の窓までの線状に複数並べています。午前から午後にかけて住戸内に入る直射日光は移動していきますが、その影響や窓からの距離によってどのように室温が変化しているのかを...
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2021年10月13日1 分
風の計測
通常、設計を始める前にその地域の卓越風の風向きなどを気象庁データで調べて、住居の自然通風が上手くいくように窓の向きを検討したりします。気象庁データは観測所のものなので広範囲の平均的なデータとなっています。 今回はベランダに風の計測機を設置して風向や風速を測っていますが、実際...
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2021年10月13日1 分
既存環境調査 計測器Netatmo
Netatmoという計測器を室内やベランダなどに複数配置して、既存状態の温湿度・風環境を調査しています。Netatmoの特徴はスマートフォンとリンクしているので、常に手元で現場の温湿度・風の状態を確認できることです。1日の中で、温度・風力・風向がどのように推移していくのか、...
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2021年10月13日1 分
既存状態の環境を調査する意味
解体工事を行う前に既存状態の環境調査を行なっています。シニア世代にとって、夏は涼しく冬は暖かい環境を低いランニングコストで維持できることは、最も重要なことですので、設計ではそのような環境を作るために様々な工夫をしています。完成後にその工夫がどのくらいの効果を生み出すのかを検...