

外壁の断熱工事を行いました。外壁の室内側に断熱材を張る内断熱工法という方法で断熱をします。本来は外壁の屋外側に断熱材を張る外断熱工法の方が性能的に良いのですが、マンションのリノベーションでは外壁の外側は手をつけることができませんので、内断熱工法を採用しました。内断熱工法の場合、外壁から600㎜の範囲にあるコンクリート面(外壁と直行する壁や天井)も断熱材で包むことで外部からの熱のまわり込みを緩和します。断熱層は、フェノールフォームの断熱ボードを50㎜厚とすることで高い性能を確保します。断熱材は最終的には見えなくなるものですが、室内の快適な温熱環境を作るのに最も重要な材料ですので、十分なコストを掛けています。
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