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既存状態の環境を調査する意味


解体工事を行う前に既存状態の環境調査を行なっています。シニア世代にとって、夏は涼しく冬は暖かい環境を低いランニングコストで維持できることは、最も重要なことですので、設計ではそのような環境を作るために様々な工夫をしています。完成後にその工夫がどのくらいの効果を生み出すのかを検証するために、比較材料として既存の状態を記録します。また既存状態の調査を行うことで、この住戸固有の外気温からの影響や風の向きや強さなども知ることができるので、そのデータを設計に生かすことができます。リノベーションにおいて、設計条件を整理するために、既存の物理的環境(構造体の状態など)を調査することは基本的なことですが、加えてエネルギー的な環境(温湿度環境や風環境など)を調査することは、益々重要になって来ると思います。

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