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床下に熱電対を設置
床仕上げをする前に、床下の温度を測定するために熱電対を設置しました。蓄熱材の上と下、蓄熱材が無いところに複数箇所設置して、生活を始めてから蓄熱材や床下空気層の温度変化を測定できるようにしています。こうすることで、設計時に想定していた効果が生活時にどのように実現しているかを検...
info627443
2021年10月14日読了時間: 1分


輻射暖房パネル
このマンションは、合計20棟(合計約1000住戸)の団地の中にあります。約40年前に建設された団地ですが、全ての住戸に輻射暖房パネルが標準装備されています。しかも各住戸の窓(南または東に2箇所、北または西に2箇所)の脇に計4箇所設置されています。輻射暖房パネルとはスチールパ...
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2021年10月14日読了時間: 1分


床下地と床断熱
根太の上に全面的に下地合板を張り、床の水平面が出来ました。マンションの上階の場合は下階が屋内空間なので床面の断熱はしない場合が多いのですが、今回の住戸は1階で床下は屋外なので、床面もしっかり断熱します。ただ床下はピットになっているため外気ほどの温度変化が無いことを環境調査で...
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2021年10月13日読了時間: 1分


窓際の仕上
以前書きましたが、外壁の室内側つまり窓際の壁には断熱材が張られています。その仕上材として、これも以前に書いたラワン合板を貼りました。つまり断熱材が貼られている範囲がラワン合板仕上げの場所として現れています。この窓際の場所は、外と内の境界に位置する場所で日本家屋の縁側のような...
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2021年10月13日読了時間: 1分


ラワン合板
室内の仕上げにラワン合板を使います。ホームセンターでも普通に売っています。合板なので工業製品化された木材で、綺麗過ぎずかつ粗過ぎず、上手に使うと味わい深い表情を見せます。ビニルクロスなどと異なり、年月が経つごとに色味が変化したりして時間の経過とともに愛着のわく素材だと思いま...
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2021年10月13日読了時間: 1分


外壁の断熱工事
外壁の断熱工事を行いました。外壁の室内側に断熱材を張る内断熱工法という方法で断熱をします。本来は外壁の屋外側に断熱材を張る外断熱工法の方が性能的に良いのですが、マンションのリノベーションでは外壁の外側は手をつけることができませんので、内断熱工法を採用しました。内断熱工法の場...
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2021年10月13日読了時間: 1分


窓(外壁)から60㎝範囲の室温
窓(外壁)からの距離が60㎝の範囲内の点と、60㎝以上入った点の室温を測っています。2点の間隔は60㎝程しかありませんが温度差が表れます。ここで、窓(外壁)からの距離60㎝を基準にしているのには重要な意味があります。 鉄筋コンクリート造のマンションのリノベーションの場合は内...
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2021年10月13日読了時間: 1分


計測器の配置
既存環境を計測する上で、計測器をどこに配置するかも重要です。いくつか試していますが、例えば、住戸の東側の窓から西側の窓までの線状に複数並べています。午前から午後にかけて住戸内に入る直射日光は移動していきますが、その影響や窓からの距離によってどのように室温が変化しているのかを...
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2021年10月13日読了時間: 1分


風の計測
通常、設計を始める前にその地域の卓越風の風向きなどを気象庁データで調べて、住居の自然通風が上手くいくように窓の向きを検討したりします。気象庁データは観測所のものなので広範囲の平均的なデータとなっています。 今回はベランダに風の計測機を設置して風向や風速を測っていますが、実際...
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2021年10月13日読了時間: 1分


既存環境調査 計測器Netatmo
Netatmoという計測器を室内やベランダなどに複数配置して、既存状態の温湿度・風環境を調査しています。Netatmoの特徴はスマートフォンとリンクしているので、常に手元で現場の温湿度・風の状態を確認できることです。1日の中で、温度・風力・風向がどのように推移していくのか、...
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2021年10月13日読了時間: 1分


既存状態の環境を調査する意味
解体工事を行う前に既存状態の環境調査を行なっています。シニア世代にとって、夏は涼しく冬は暖かい環境を低いランニングコストで維持できることは、最も重要なことですので、設計ではそのような環境を作るために様々な工夫をしています。完成後にその工夫がどのくらいの効果を生み出すのかを検...
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2021年10月13日読了時間: 1分


シニア世代のための「やさしい家」
都心から電車で30分程度の千葉県にある築40年程のマンションの1住戸をリノベーションするプロジェクトです。50〜60代のこれからシニア世代に入る人達が、これからの生活を安心して心地よく楽しめる住まいを作ります。最も重要な価値として「やさしさ」を中心に考えた「やさしい家」とし...
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2021年10月13日読了時間: 1分
「やさしいデザイン」の可能性
人の暮らしを豊かにすることがデザインの役割だとすれば、現在の人の生活に不安感があったり充足されない感覚がある領域に注目し、そこに適正なデザインを施すことによって、その状況を改善しようとすることが、デザイナーにとって自然な活動だと言えます。建築家は空間に関するデザイナーですの...
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2021年10月13日読了時間: 4分